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アシストゆめ塾通信10月号
昼間はまだ汗ばむ陽気ですが、朝夕涼しくなってきました。
勉強にスポーツにと、過ごしやすい秋がやってきます。
いろいろな〇〇の秋がありますが、個人的には「読書の秋」お勧めしたいです。
スマホやタブレットの普及で動画視聴やスマホいじりをする時間が増えた結果、読書(活字)離れと語彙力不足で、教科書や解説を読んでもわからないと言う生徒が、明らかに増えています。
受験生になって、慌てて読解力をつけようとしても、それ以前に語彙力や読む速度が足りていないので、なかなか読解力が身に付きません💦
塾では、本に対する抵抗感を少しでも減らすべく、まずは本を手に取ってくれたら…と、漫画本も多く置いています。
勉強に直結する「日本の歴史」「世界の歴史」「ドラえもんシリーズ」をはじめ、
風の谷のナウシカのような名作、生徒に人気の「はたらく細胞」「二月の勝者」など為になるけど面白い本を置いています。
その中で、毎年10月は塾にある哲学系お勧め本を紹介していますが、
「7つの習慣」「なぜ僕らは働くのか」と続いて…
今は「君たちはどう生きるか」をお勧めスペースに置いています。
同じ題名で、宮崎監督が10年ぶりに長編アニメーションを公開したので、知っている人もいるかと思います。
話は違いますが、この本に触発されて映画製作を決意したことは明らかで、映画の中でもこの本が小道具として登場します。
映画鑑賞後にこの本を初めて読んだ大人も多く、50代の人でさえ「もっと早く、できれば子供のころに読んでおけば良かった」と言っています。
私も読み返しましたが、初めて読んだときと今では、また捉え方が違います。ぜひ家族で読んで、感想をシェアしてもらいたい本です。
そして、読書も勉強も、得たものをどれだけ自分の糧として活用できるか、
が大事になってきます。
勉強は大人になったら終わり・・・と思っている人がいますが、むしろ大人になると、
必要に迫られます(;’∀’)
大人になって、勉強の大切さに気付くことも多いので、多くの親が子供に「(後悔しないよう)勉強しなさい」と言うのです。
しかしながら、ここで注意すべきことがあります。
今、「即戦力」として社会に求められている人材は、資格やスキルをたくさん持っている人ではありません。
会社によって仕事は色々あります。
どんな仕事もカバーする資格なんて身に着けようがありません!
「即戦力」とは、知らないことに対し貪欲に学ぼうとする学習意欲と、自分に合った学習方法(スキル)を持ちつつ、芯があって柔軟に対応できる人のことを指しているのだと思います、
学生の今は、自分に合った学習方法を探し出す期間です。
勉強に振り回されるのではなく、自分がどうしたいか、どうありたいかという「目的(芯)」に目を向け、自分に合った学習方法を試行錯誤して見つける時期です。
今秋で読書や勉強を通じて、自分なりの答えを探し出して欲しいと思います。
さて、10・11月は学習の進度が加速、及び難易度が急上昇するため、一瞬で勉強についていけなくなります。
特に中学1・2年生は、学校行事や部活動中心になりやすく、現状維持さえ難しくなります。
無い時間は作るもの!大人になれば仕事をしながら勉強しなければなりません。
今からすき間時間を見つけ出す練習をしておきましょう。



