難関大学に合格したお子さんの保護者に
幼少・小学生の時期、どのようなことを心掛けたかを訪ねると、共通点として以下3点が挙げられます。
1.幅広い読書の推奨
子どもが興味を持つ本をたくさん読ませた。
物語だけでなく、図鑑や伝記、新聞など多様なジャンルを取り入れ、知識の土台を広げる。平均月20冊程度、多いときは月30冊を超えて、休みの日は図書館に貸出上限まで借りに行く。
2. 日々の好奇心を刺激
日常の会話の中で、「どうしてこうなるんだろう?」という問いかけをし、調べたり考えたりする時間を作る。
旅行先や博物館に行って実際のものを見たり触ったりなど、実体験も大切に。
3. 家族での学びの時間を共有
親も一緒に勉強や読書をすることで、子どもに学びの楽しさを伝えた。
また、時には一緒にクイズをしたり、勉強以外のことで頭を使う遊びも取り入れた。
≪お勧め本の紹介≫*最新版
1. 科学や自然の本
• 『かがくるBOOK科学クイズサバイバルシリーズ』人気のサバイバルシリーズ5分の朝読にピッタリ
• 『はじめての科学図鑑』身近な自然や生物から宇宙まで幅広い内容を扱った図鑑。イラストや写真が豊富.
• 『面白いほどよくわかる! 科学ふしぎクイズ図鑑』クイズ形式で科学や自然の不思議について楽しく学べます。
• 『空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑』天気や気象にまつわるネタ満載!天気の授業が楽しみになる
2. 歴史や地理の本
•『まんが 日本の歴史』漫画形式で日本の歴史を時代ごとに学べます。読みやすく、要点がわかりやすい。
(塾にあるのは角川。各社から出ていますが、お子様の好みで選んでOK!探偵コナンも面白そうです)
• 『日本地図・世界地図から学ぶ地理のふしぎ』地図を見ながら、日本や世界の地理に親しむことができます。
• 『常識なのに! 大人も答えられない都道府県のギモン』テレビでお馴染みの村瀬先生の本。家族で楽しめます
3.伝記や人物に関する本
• 『10歳までに読みたい世界名作』シリーズ偉人伝や名作文学を子ども向けに読みやすく編集したシリーズ。
• 『学研まんが人物日本史』 日本の偉人たちを漫画形式で楽しく学べます。
• 『世界を変えた100人の女の子の物語』世界で活躍した女性たちのエピソードを、子どもにわかりやすく紹介。
4. 文学・哲学・考える力を育む本
• 『考える力を育てるお話 366 名作・伝記から自然のふしぎまで』1日1ページで完結するので低学年からOK
• 『スマホ脳』スマホを持っているのが当たり前になっている現代。スマホ持っている人全員に読んでほしい1冊。
• 『子ども六法』(山崎聡一郎著)法律や権利について学べる本。いじめやトラブルを防ぐための学びにも。
5. 雑学や知識を楽しめる本
•『ひらめき王子松丸くんのひらめけ! ナゾトキ学習5 ひらめき30 』大人気謎解き学習。あなたは何級?
• 『子どもと楽しむ 日本びっくり雑学500』時代を超えてワクワク!クイズページもあり家族団らんにぴったり
• 『東大ナゾトレ』シリーズクイズやパズルを通じて、論理的思考力や発想力を鍛えられる本。
6. 学問に興味を持たせる本
• 『もっと教えて!ドラえもん』朝日新聞10年分以上の連載記事の中から5つのテーマ別にまとめてあり、SDGsなど身近な話題から宇宙まで幅広い雑学がぎっしり。ここでしか読めない漫画も。
• 『子どもが覚える世界のことわざ』世界中のことわざを学ぶことで異文化への理解も深まります。
大学受験で難関大学・学部に合格する人は、子どものころに読書を通じて、知識の土台がしっかり育っています。県立中受験や公立高校、大学入試の思考力を問う問題では、知識の土台がどれだけ育っているかがカギになります。
紹介した本は、知識を得るだけでなく、好奇心を刺激する内容が多いので、興味がわく分野を見つけるきっかけになるはずです。
「面白い」と感じる分野を深掘りしていくと、自然と学びが広がるので、進路に迷っている人にもお勧めですよ。
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