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中学受験(2)起こりやすい勘違い

  • assistyumejuku
  • 15 時間前
  • 読了時間: 3分


第1回では、中学受験は「家族の受験」であり、

まず“何のために受験するのか”を家族で揃えることの大切さをお伝えしました。


面談やご相談で非常に多くいただくのが、

「中学受験って、何から始めればいいのですか?」というご質問です。


しかし、現場にいる立場からお伝えすると、

ここで一つ大きな勘違いが起こりやすいと感じています。


それは、

「とりあえず受験勉強を始めることが正解」

と思ってしまうことです。


もちろん、学習そのものは大切です。


全国クラスの難関校を目指す場合、

子どもの受験意思を十分に確認する前から、

低学年の段階で受験勉強が始まるケースもあります。


そこには、

保護者の強い意思と明確な進路設計があり、

長期的な受験設計が前提となっています。


しかし、長崎のような地方の中学受験では、

小学4年生頃から受験を意識し始め、

小学5年生から本格的に受験勉強をスタートするご家庭が多く見られます。


ここで見落としてはならないのが、

低学年と高学年では

子どもの自我や理解力が大きく異なるという点です。


低学年では親主導で進められていた学習も、

高学年になるにつれて、子ども自身の納得や目的意識が大きく影響してきます。


受験の位置付けが曖昧なまま、

学習量だけを増やしてしまうと、

途中で苦しくなるご家庭が少なくありません。


子どもにとっては、

「なぜここまで勉強するのか」が分からない状態になってしまうからです。


まだ10・11歳です。

受験の意味や進路を自分の言葉で整理できる年齢ではありません。

だからこそ、

納得できない努力は長く続きにくく、

学習の負担だけが先に大きくなってしまうのです。


ここで、大きな差が生まれてきます。


では、どのようなご家庭が安定して受験に向き合えているのでしょうか。


一方で、安定して伸びていくご家庭には、ある共通点があります。


それは、


「受験の位置付け」が明確であることです。


・進学を前提とした本気の受験なのか

・経験としての受験なのか

・まだ検討段階なのか


この整理ができているご家庭ほど、

日々の声かけや学習の進め方が安定し、

子どもの気持ちも大きくブレにくくなります。


そして何より、


子ども自身が「なぜ頑張るのか」を理解しやすくなります。


特に中学受験は、

短期の追い込みだけで結果が決まるのではなく、

長期の計画的な設計によって大きな差が生まれます


だからこそ、


「何から始めるか」を考える前に、

「なぜ受験するのか」

「どの位置付けの受験なのか」

を家族で整理することが、最も重要な準備


だと考えています。




2月21日(土)の説明会では、

・受験するべきか迷っている

・何から始めればよいか分からない

・本気の受験かまだ決めていない


というご家庭に向けて、受験のはじめ方とご家庭での関わり方について、

現場の視点から整理してお話しする予定です。


新小学6年生の受験クラスは満席のため一般受け入れは行っておりませんが、

新小学5年生の保護者の方に限り若干名のみご参加いただけます。


受験を勧める場ではなく、

「我が家にとって中学受験は必要か」

を落ち着いて考える機会としてご活用いただければ幸いです。




 
 
 

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